ブラウザ戦争

昨日ジムに行ったら、Rockmeltで働いている大学時代からの友人に数ヶ月ぶりに会った(ソーシャルネットワークに特化したブラウザ:NetScapeのファウンダー達が起業)。 彼との話の中で、ブラウザしか作ってない会社がどのように利益を出すのかを知ることができた。


ブラウザはユーザー一人につき、検索エンジン会社から年間50セントから1ドルの報酬を貰えるらしい。 彼いわく、全世界のウェブブラウザのマーケットサイズは約20億人ほど。 10%のマーケットシェアを取れば年間2億ドルの売り上げを出せる計算になる。 現在の各社のシェアは以下の通り。



(出典:http://en.wikipedia.org/wiki/Usage_share_of_web_browsers


こういう背景があるからこそマイクロソフトは中国などで自社OSの海賊版を取り締まることを止めたのだな、と納得できた。 海賊行為を止めるための出費より、勝手にIE6を使ってもらったほうが利益につながるんでしょうね。